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誓子「うーん……」 成香「どうでした、爽さん?」 誓子「ほら、見ての通り」 爽「」チーン 由暉子「散ってしまいましたか……残念です」 揺杏「なんて声かけりゃいーんだかね」 成香「どうしましょう……」オロオロ 揺杏「とりあえず成香は落ち着けっての」 誓子「そうだね……でもあのまま放置しておくわけにもいかないし」 由暉子「じゃあどこか入りましょうか。私、呼んできますね」スタスタ 誓子「あ、ちょっと――」 成香「ユキちゃん、すごい行動力ですっ」 揺杏「だね、須賀のにーさんの影響だったりして」 誓子「うーん、須賀くんならしばらくそっとしておいて、いきなり後ろからホットドリンク渡してきそうだけど」 揺杏「……」 成香「……」 誓子「え、どうしたの?」 揺杏「こりゃあれだね」 成香「き、きっと経験談ですよっ」 誓子「ち、違うわよ」 誓子(そういえば、飲み物買ってくれたっけ) 誓子(機嫌悪いとこばっかり見せちゃってたけど……) 『俺はさ、桧森の笑ってるとこがさ……なんというか、すごく綺麗だなって思ってるんだよ』 誓子(……須賀くん、なにしてるんだろ) 揺杏「ニヤニヤしてどしたの?」 誓子「えっ、私ニヤニヤしてた?」 揺杏「してたっしょ。なぁ?」 成香「恋する乙女の顔でしたっ」 誓子「してませんっ。あれはそう……四月から大学生なんだなぁって思ってただけで」 爽「ふ、ふふ……チカよ、行ってしまうんだね」 揺杏「お、もう復活?」 由暉子「動かないのでほっぺたをツンツンしてたらいけました。ちなみに左手で」 成香「さすがユキちゃんの左手、素敵ですっ」 揺杏「やっべーな、なんだかよくわからないパワーがあるね。略してNYP」 由暉子「MPみたいなものでしょうか?」 爽「うぅ……置いていかれるこの悲しみ」 誓子「ご、ごめん。そういうつもりで言ったんじゃないんだけど」 爽「いいよいいよ、結局は実力が足りなかったってことだしね」 誓子「もうちょっとスパルタ気味にしたほうが良かったかなぁ?」 爽「ま、まあ……チカはよくやってくれたよ、うん」 爽「さ、気を取り直してこれからは三人で頑張ろう!」 誓子「三人?」 爽「私と彼と、お腹の子供で……」ポッ 成香「そんなっ、いつの間に!?」 揺杏「ちなみに名付け親は私ね」 由暉子「ズバリ、出会いは?」 爽「えっとー、彼とはインハイ途中に出会って――いたっ」 誓子「はいはい、二人共騙されないの。揺杏は悪乗りしない」 揺杏「チカセン、ネタばらし早すぎっしょ」 成香「えっ」 由暉子「中々にロマンチックだと思ったんですけど……」 爽「ちょっとは乗ってくれたっていいのにさー」 誓子「揺杏と成香と三人で頑張ってね、受験勉強」 揺杏「うわー……そっか、もう受験生じゃん」 成香「あ、三人ってそういうことだったんですね」 由暉子「困りました……私だけ仲間外れじゃないですか?」 爽「じゃ、受験生予備軍ということで。三人改め四人だね」 爽「力を合わせてチカを倒そう!」 誓子「わたしを打倒してどうするのよ……」ハァ 誓子(でも、落ち込んでるのよりはいいよね) 爽「それより卒業旅行のことなんだけど」 誓子「そんな計画してたっけ?」 揺杏「さぁ、聞いてないよ?」 由暉子「今からだと予約を取るのも大変じゃないですか?」 成香「泊まる場所を選ばなければ大丈夫だと思いますけど……ほら、去年みたいに」 爽「そこらへんは問題ないよ。だいぶ前から予約しといたからね!」 誓子「へぇ、受験勉強の最中に?」 爽「た、楽しみがあった方がいいかなってさ。それに、試験終わってからじゃ遅いしね」 誓子「ん、たしかに」 爽「さて、チカを論破したとこで」 揺杏「今度どこ行くわけ? 勝手に決めたんだろ?」 爽「んー、去年のリベンジかな?」 誓子「というと?」 爽「長野に行こう!」 誓子(幸いみんなこれといった予定もなく、長野に行くことになった) 誓子(多分、爽は気を使ってくれたんだと思う) 誓子(須賀くんに会えば、答えを聞けるから) 誓子(……それは私が欲しい答えじゃないかもしれないけど) 誓子(それで、それなりに覚悟を決めて赴いたわけなんだけど――) 久「あら、久しぶり」 誓子「うん……須賀くん、いる?」 久「あー、あいつね。なんとも間の悪い……」 誓子「え、いないの?」 久「ちょっと前にさ、一人旅だって」 誓子「そう、なんだ」 誓子(盛大に空振り) 誓子(結局会えないまま、私は大学生になっちゃいました) 誓子「なによ、一人旅って」 誓子「大学も蹴って就職もいないで、なにしてるのよ……」 誓子「バカみたい……むー」 誓子「あーあ、会いたかったんだけどなぁ」 誓子「もう四月も終わっちゃうよ……ホント、なにしてるんだろ」 誓子(でも、あれはなんだったんだろう?) 誓子(あの時の、竹井さんの……) 久『ちょっと顔見せて』 誓子『え?』 久『いいからいいから』 誓子『えっと、どうぞ?』 久『……えいっ』ゴツッ 誓子『いったぁ……え、頭突き? なんで?』 久『まぁ、色々言いたいことあるけど、これでチャラにしとく』 誓子(結局、理由も聞けずじまいだったけど……何かしたっけ、私?) 「あれ、桧森さんもこれから帰り?」 誓子「あ、うん。そっちも?」 「いや、これからみんなで遊びに行くんだ。桧森さんもどう?」 誓子「ごめん、明日実家の方に帰るから用意しないといけないの」 「黄金週間だもんね。そういうことなら邪魔しちゃ悪いか」 誓子「うん、また誘ってね」 「でもまいったなぁ、桧森さん来ないんだ」 誓子「もしかしてまずいことしちゃった?」 「そういうわけじゃないけど、男子数人は桧森さん目当てだったからさ」 誓子「あはは……そ、そうなんだ」 「けっこう人気あるからね。さっきも知らない奴にどこいるかって聞かれたし」 誓子「知らない人に? やだ、なんか怖いな……」 「ストーカーだったりして……あれ、でもどこかで見たことあるような」 誓子「あ、もうこんな時間」 「悪いね、引き止めちゃって」 誓子「ううん、いいよ別に。それじゃ、連休明けにね」 誓子「今日のごはんどうしよ」 誓子「忙しいから買って済ませようかなぁ」 「あーくそっ、どこいるんだよ」 誓子「うーん、あんまり楽しちゃったら後が辛いし……」 誓子「……なんだろ、もう一人暮らしに慣れてきたのかな?」 「こりゃ適当なこと言われたな……つっても携帯にかけたら意味ないし」 誓子「爽が頑張ってれば……って、これは言ってもしかたないか」 誓子「でもちょっと……寂しいかも」 「どっかそのへん歩いてりゃ話は早い……あん?」 誓子「こっちで新しい友達だってできたけど……」 誓子「これもそのうち慣れちゃうのかな?」 「おーい! ……こりゃ聞こえてないな」 誓子「あーあ、どこでなにしてるんだか」 誓子「……須賀くん」 京太郎「呼んだか?」 誓子「え……」 京太郎「固まっちまったか……キスしたら動くかな」ガシッ 誓子「ちょ、ちょっと待って!」グイッ 京太郎「おっと」 誓子「須賀くん? 須賀くんだよね? どうしてここに……」 京太郎「気ままに一人旅。北海道に来てみましたってね」 誓子「あ、そっか……」 京太郎「ちょうど俺が出てったあとに長野に来るなんてな……なんとも間の悪い」 誓子「竹井さんから聞いたんだ」 京太郎「まぁな……お前らが帰ったあとに知らされたよ。まったく……ま、そんぐらいならまだいいか」 誓子「そういえば、会うなり頭突きされたんだけど、そっちに心当たり無い?」 京太郎「頭突きか……きっとそれで済ませたんだな。俺が言うのもアレだけどさ」 誓子「何か知ってるの?」 京太郎「推測だけどな。でも、これ言う前に一つ言っておくことがあるんだよな」 誓子「むー、なんかさっきからはっきりしないね」 京太郎「……初めてなんだからしかたないだろ」 誓子「だから、何の話なのよっ」 京太郎「……怒ってる?」 誓子「怒ってません。人がどんな思いしてたかもわからない須賀くんだけど怒ってないんだから」 京太郎「つまり怒ってると……とりあえず場所変えてなんか飲もうか」 京太郎「悪いな、飲み物どころかご飯までいただいちゃって」 誓子「別にいいけど……出来合いのものだし。それよりなんで家知ってたの? 明らかに須賀くんが先導してたよね?」 京太郎「獅子原から教えられてたからな。先にこっち来たんだけど、その時はいなかったし」 誓子「今日は休みじゃなかったからね」 京太郎「はは、俺は毎日が日曜みたいなもんだからな」 誓子「お気楽なんだから」 誓子「それで、私に話があるんだっけ?」 京太郎「つーか、こっちにはそのために来たようなもんだし」 誓子「私に、会いに?」 京太郎「そうなるな」 誓子「……」 誓子(言いたいことがあるって言ってたっけ) 誓子(それって多分……) 誓子(どうしよう、なんの準備もしてないのに) 誓子(二つに一つ。ただそれだけなのに、すごく、怖い……)ブルッ 京太郎「俺は、桧森と色々したいことがある」 京太郎「一緒に出かけたり、料理したり、二人乗りしてどこか行ったりさ」 京太郎「傍にいてほしいし、なるべくなら笑っててほしい」 京太郎「だからもし、おまえもそう思ってくれてるなら……」 誓子「……須賀くん」 京太郎「……なんだよ」 誓子「私の、パクった?」 京太郎「さ、参考にしただけだから」 誓子「もう……でも――」 誓子「すごく、嬉しいかな……」ギュッ 京太郎「……泣くなよ、大げさだな」 誓子「誰のせいだと思ってるのよ……バカ」 京太郎「わかってるよ……だからさ、埋め合わせさせてくれ」 誓子「……じゃあ、私に貸しあるの、覚えてる?」 京太郎「ああ」 誓子「それ、今ここで使ってくれる?」 京太郎「つってもな、いきなりじゃなんも思いつかないぞ?」 誓子「……」ギュウウ 京太郎「痛い痛いっ、つねるな――んむっ」 誓子「――んっ、ここまでしたら、わかるよね?」 京太郎「……いやだって言ってもやめないからな」 誓子「いいよ、私、逆らえないし」 誓子「んん……」 誓子「あれ……もう、朝?」 京太郎「おはよう」 誓子「須賀くん……? あ、そっか」 京太郎「まぁ、そういうことだな」 誓子「なんか、恥ずかしいね」 京太郎「んー、お互い裸だからかもな」 誓子「え、あ……見ないでよ」サッ 京太郎「なにを今更。とりあえずなんか着ようぜ」 誓子「ごちそうさま。朝ごはんありがとね」 京太郎「朝って時間でもないけどな。まぁ、寝床の礼ってとこだ」 誓子「そんなの気にしなくてもいいのに」 京太郎「したいからしてるんだよ」 誓子「そっか……ね、これからどうするの?」 京太郎「桧森に会うって目的は果たしたし……そうだな、一回長野に帰ろうかな」 誓子「そうなんだ、実家に……あー!」 京太郎「うお、いきなり大声出すなよ」 誓子「今何時っ?」 京太郎「そうねだいたいね」 誓子「もう、ふざけないで!」 京太郎「悪かったって……十時半だな」 誓子「十時半……どうしよ、寝過ごしちゃった」 京太郎「なんかあったのか?」 誓子「向こうに帰るからバスの予約してたんだけど……」 京太郎「ああ、なるほど」 誓子「須賀くんが来たから全然用意してないし」 京太郎「うーん……よし、わかった」 京太郎「俺が送ってってやるよ」 誓子「わ、バイク。もしかしてこれで旅してたの?」 京太郎「徒歩じゃさすがに時間かかるからな」 誓子「だから荷物はコンパクトにしろって言ったんだ……」 京太郎「そういうこと。さ、乗れよ」 誓子「う、うん……」オズオズ 京太郎「自転車より危ないから、しっかりつかまってろよ」 誓子「……」ギュッ 誓子(やっぱり、背中広いなぁ) 京太郎「そうだ、向こう着いたら両親に挨拶しに行くかな」 誓子「もしかして、私の家に?」 京太郎「他に誰がいるんだよ」 誓子「そうなんだ、そういうのめんどくさがりそうだと思ってた」 京太郎「待たせた分、ちゃんとしときたいしな」 誓子「あ、めんどくさがってることは否定しないんだ」 京太郎「そりゃあな、だって緊張するし」 誓子「なんか新鮮」 京太郎「カッコ悪いとこ見せるかもしれないけど、大目に見てくれ」 誓子「うん、いいよ。なんか楽しみだし」 京太郎「……面白がってるだろ」 誓子「だって、それも須賀くんなんでしょ?」 京太郎「ま、そうだな」 誓子「じゃあ問題なしだね」 京太郎「じゃ、行くか」 誓子「どのくらいかかりそう?」 京太郎「んー、二時間三時間ってとこじゃないか?」 誓子「じゃあお昼は向こう着いてからかな?」 京太郎「そうなりそうだな」 誓子「ね、須賀くん」 京太郎「ん?」 誓子「ずっとこうしていられたらな……」 京太郎「さすがに腰が痛くなるだろ」 誓子「むー……えいっ」ギュウウ 京太郎「いって! つねんなって」 誓子「後で飲み物奢ってくれないと許さないんだから」 京太郎「つまり怒ってんのな……ま、サービスエリアに着いたらだな」 誓子「うん……」クスッ 京太郎「なんだよ、怒るのか笑うのかどっちかにしてくれ」 誓子「……笑ってないよ?」 京太郎「いいや、笑ってた。わからないわけないだろ」 誓子「もう、だから――」 『エンディング――二人乗り』
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◆カタラタ・デ・ラ・ムエルテ 敵戦闘ヘリとの戦闘になります。 始めからいる敵兵は速やかに無力化してしまい、ヘリとの戦闘に集中しよう。 ヘリを攻撃する際は両翼の下にある赤い燃料タンクを狙ってRPG2やマシンガンで攻撃していこう。 一定ダメージを与えると部隊長が出現するので、あとは部隊長を無力化すればクリアとなります。 【ミッションリザルト】 「スニーキングスーツ」「FIM-43の設計図 RANK.3」を入手。 名前 コメント
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対戦闘ヘリ戦:Mi-24A ■カタラタ・デ・ラ・ムエルテ ヘリから兵士が下りてくるので物陰に隠れ、敵のミサイルに注意して倒していきましょう。 敵兵投下の際に、地面に下りる前にロケランを打ち込むのをオススメします。 『いくぞー』『ミサイル準備』の声を聞けば避けやすいです。 ヘリの赤い部分が弱点です。 最終的に隊長がでてくるので倒せば勝利です。 名前 コメント
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放課後の掃除中、なぜか背後に殺気を感じた俺は左に身をかわした。 するとバランスを崩したらしき何者かが倒れる気配がした。 気配の方を確認するとそこにはホウキをもって床に倒れこんでいるあいつがいた。 「よけるんじゃないわよ! このバカキョン!」 どこの世界に後ろから襲撃されてよけない奴がいるんだ? いたら教えて欲しいね。 トコトン理不尽大王だ、いや女だから女王か? 古泉なら女神っていうだろうな。 まぁそれより…今日は白か……意外に普通だな 「このエロキョン! どこ見てんのよ!」 ……いやどこも……ふむコットン100%………さらに基本だな。 いいから早く立て、どうしたどこか怪我したか? 「うるさいわね、痛っ!」 捻挫のようだな。保健室いくか? 「ちょっと痛いわね、アンタのせいなだから……つ、つれていきなさいよ」 俺のせいとは理不尽だが歩けないんじゃ仕方ないな。俺は倒れこんでいるハルヒを両腕で抱え上げた。 「ちょ、ちょっとなにすんのよ!」 何って保健室いくんだろ、足が痛いんじゃ歩けないだろうからこうするしかないだろが。 すまない、みんな。保健室いくからあとは頼む。 「…引き受けたのね」 「ごっごゆっくりー」 「み、みんな見てるじゃない、おろしなさい…よ」 お前が大声で騒いで暴れてるからだろ、おとなしくしてろ。 ハルヒは俺の腕の中でなおも暴れようとする、連打される胸板が痛い。 おい保健室はすぐそこだからおとなしくしてろ。 「は、恥かしいから、早くおろしなさいよ!」 だったら、スカートおさえとけ、でないと今日はお前がクマさんはいてるって学校中に知れ渡っても知らないぞ。 「!……、やっぱり……見たんじゃない…」 スカートを押さえおとなしくなったハルヒを保健室に押し込み、男子禁制との妄言を聞き流し外で終わるのをまった。 「二人の荷物持ってきたのね」 「っておい、持ってきたのは俺だろうが」 あぁすまない、阪中に谷口。あいつは今みてもらってるところだ。 「掃除は済ませておいたのね」 悪い、この埋め合わせは必ず。 「いいもの見せてもらったから気にしなくて良いのね、涼宮さんがうらやましいのね」 「阪中、俺様でよければいつでもいいぞ」 「お断りなのね」 何がうらやましいんだろうな……。あーとにかく二人ともありがとうな。 おっとあれは古泉達だな、SOS団総集合って感じか? 「涼宮さんの怪我の具合はいかがでしょうか」 「キョン君、私心配しちゃいました」 「……」 あぁみんな、ハルヒは捻挫っぽいな。しかし随分早耳だな。 「うわさの広がるのは早いですからね、こういった話題は思春期真っ盛りの我々高校生なら特にですよ」 そりゃ、高校生にもなってホウキなんか振り回したり大声で暴れてれば目立つだろうが、皆暇なんだな。 「……そうではなくですね……」 んっ? どうした古泉。 「キョン君がカッコ良かったって評判ですよ」 いや偶然ですよ朝比奈さん、運が良かったからアイツの攻撃をよけれただけです、別に武芸の達人とかじゃないすよ」 傍若無人な神様や可愛らしい未来人、万年スマイルの超能力者、無口だが頼れる宇宙人などと違いあくまでも俺は一般人中の一般人だからな。わがいとしの朝比奈さんには誤解のないように説明しないと。 「……、そっちじゃなくてお姫様のほうですよ」 お姫様ってなんです? おっ、どうだったハルヒ。 「軽い捻挫みたい、これから病院へ行くから今日の団活は中止にしましょ」 あぁそうした方がいいだろうな、いいですよね、朝比奈さん。 「え、えぇ…」 「みんな! これからどうするの?」 「僕はバイト先に用事があるのでこのまま帰ります」 「私は駅前までお茶の買出しに」 「図書館に…、部室の戸締りはすませてきた」 「なら、このまま一緒にかえるわよ。ほらキョンいくわよ」 おいハルヒ、俺の予定を聞かないのはなぜだ! まぁ確かに決まった予定がある訳じゃないが出来れば朝比奈さんのお供と洒落込みたいね。 「何いってるのよ、キョンはあたしと一緒に病院でしょ、ちゃんと…さ、最後まで責任とりなさいよ。そういう中途半端だからアンタはいつまで経ってもバカキョンなのよ」 仕方ない、理不尽な女神様につき合わされるのは俺の宿命らしい。前世の因縁か? 俺は一体どんな酷いことしたんだろうな、誰か教えてくれ。 それで足は大丈夫なのか? 歩けないんならまた俺がお前を運んでやるぞ。 「だ、大丈夫よ。歩けるから、キョンはあたしの荷物をもってちょうだい。さぁみんないくわよ!」 おいハルヒ、靴を履き替えたんならさっさといこうぜ、なに座ってんだ? それとも足が痛いのか? 「キョン、あたしを病院まで歩かせる気? さっさとアンタの自転車とって来なさいよ」 さっき歩けるって言わなかったか? 「それは短い距離だけよ。ここでみくるちゃん達と待ってるから早くしなさい」 ……しょうがないな、さすがにあの長い坂をアイツを抱えておりるのは疲れるしな、自転車をとってくるか。 「僕もお供しましょう」 すまんな古泉。 しかし、また自転車で坂を上らないといかんとは億劫だな。古泉、いつものタクシーかなにかでハルヒを送るのは駄目なのか? 「今日はタクシーはちょっと……」 都合がつかないのか、新川さん達も忙しいんだな。 「いえ都合はつきますよ、ただ重傷ならともかく軽い捻挫でそれは不自然でしょう、毎回都合よく無料送迎ではちょっと……」 あぁ確かにそれもそうだな。 「せっかく上機嫌でいらっしゃるところをわざわざタクシーにして涼宮さんのご機嫌を損ねてはいけませんしね」 あれ、あいつ車嫌いだっけ? というかあれで上機嫌なのか? 「えぇ、これまでにないほど素晴らしく……、やはり状況の変化というか好転でしょうか? 進展への足がかりが見えて来たのがよろしいかと」 好転ねぇ……まぁ確かに怪我したけど捻挫は軽そうだしな。 「……あなたの自転車は我々の方ですぐそこまで運ばせて頂ましたのでこの坂を往復していただく必要はないですよ、たしかそこの電柱の影にある筈です」 サンキュー、古泉。出来れば毎日頼みたいね。 「聞いてよみくるちゃん。全部このバカキョンのせいなのよ」 ふざけるな、いきなりホウキを振りかざしてきたのはどこのどいつだ。俺が押す自転車の後ろに乗るハルヒは上機嫌で俺の悪事とやらを話している。人様の悪口を喚き立てて喜んでるとは随分悪趣味なやつだ。しかし、まぁ確かに素晴らしく上機嫌ではあるな。 「不真面目に掃除してたキョンへの罰よ、いわば正義の制裁ね」 いい加減にしろ俺にはお仕置きとかそういう特殊な趣味はない。 「でも良かったですね、涼宮さん」 あぁ朝比奈さん、捻挫は軽そうですからね、不幸中の幸いでしょう。 「キョン君、そうじゃなくて……あの時の涼宮さんの様子がとても幸せ「み、みんな今日はここで解散するわ、あたし達は……こっちだから、また明日ね、ほらキョンそこを曲がりなさい」 「なにやってんのよ、押してないでさっさと自転車にのって漕ぎなさい、歩きのみくるちゃん達に合わせる必要はもうないのよ」 あぁ、無駄だと思うが一応断っておく、二人乗りは道交法違反ってのは知ってるよな。 「それがどうしたのよ、大体ちんたら押してたら病院がしまっちゃうじゃない」 全くワガママな女神さまだぜ、そうだ病院で思いだしたが保健証はいいのか? なんなら家に電話して車で持ってきてもらったらどうだ、ついでに病院まで一緒にいけばいいじゃないか。 「な、なに言ってるのよ、そんなの駄目よ、……と、とにかくあとで保健証を持ってけば返金してくれるから問題ないわよ、それに……な、なんでもないわ、とにかく先に病院よ、あたしんちはその後よ」 そうなのか……って病院だけじゃなくてお前の家までつきあわなきゃいけないのか? 「勿論そうに決まってるじゃない、最後まで責任とりなさいよ、ちゃんと…あ、あたしを……家まで送りとどけなさい!」 しゃーない、自転車を漕ぐとするか。ほらハルヒ、しっかり俺につかまれよ。 「えっ……」 おい危ないから、もっとしっかりつかまれ。 「う、うん……、あ、汗くさいわね……」 あー、いやなら降りろ。 んっ? どうした、顔くっつけ過ぎだろ、汗臭いんじゃなかったのか。 「あ、安全のためよ、背に腹は変えられないっていうでしょ」 ついたぞハルヒ、ここでいいんだな。じゃぁ俺はそこら辺で時間潰してるから終わったら携帯に 「ま、待ちなさいキョン、荷物持ちとして使ってあげるから……い、一緒にきなさい。それに外にいてキョンが風邪引いたりしたら……、だ、団員の健康管理も団長の責任よ」 あぁ、わかった、気を使ってくれてありがとなハルヒ。 制服姿で病院の待合室にいる高校生男女二人、これが産婦人科なら顰蹙モノだが整形外科だから大丈夫だろう……、多分。 念のためレントゲンをということで今は写真待ちだ。 「あたし、ちょっと家に電話してくる、呼ばれたら教えにきて頂戴」 しかし今日のハルヒは様子がおかしいな、ねんだかやけに顔が赤いし、視線もあらぬ方向を見ている、なんだか焦点あってない感じだ。風邪でも引いたんだろうか……。おっとハルヒが呼ばれてるぞ、どれ呼びにいくか。 ……だ、だからあいつとは…そんなんじゃ……。と、とにかくこのあと一緒にいくから…その…部屋の写真を… おいハルヒ呼ばれてるぞ。 「!? キョ、キョン……びっくりするじゃない」 そうかすまんな。 「……ねぇ今の聞いてた…」 ん、今のってなんだ? 「な、なんでもないわよ!」 おまえんちはここでいいのか? 「えぇ。……せ、せっかくだから……上がって来なさいよ、御茶くらい出してあげるから。ノドかわいたでしょ」 あー、悪いちょっとトイレ貸してくれないか。 「それでどうなりました?」 別にどうもないよ、ハルヒの部屋で御茶を呑んで早々に退散したよ。 えっ…涼宮さんのご自宅で彼女の部屋で二人きりだったんですよね? あぁ…なんか丁度俺達が着いたらはみんな出かける所で遅くならないと戻ってこないっていってたな。 「それで直ぐに帰ってしまわれたんですか?」 だって御茶呑みながら俺が話しかけてもアイツは下向いてウンともスンとも何にも言わないんだぜ。 良くわからんが機嫌が悪かったみたいだぞ、これじゃぁすぐに帰るのが正解ってもんだろ? 「……それ本気でおっしゃってるんですか? 馬に蹴られても知りませんよ、もっとも…あなたの場合は他人のではないからセーフですかね」 - 終わり *おまけ 「こ、この前は阪中さん達にまかせてを途中ぬけちゃったから、今日はあたし達だけで掃除させてもらうわ」 「わかったのね。今度こそ頑張るのね、涼宮さん」 「ごゆっくりー」 「おい、まだ掃除するのか? というかさっきからなんで俺達は並んで床を磨いてるんだ二人手分けして別々に動いた方が効率よくないか?」 「そ、それは……キョンがサボってないか監視するためよ! ほら、しっかり磨きなさい」 なぁ一体何度同じところを磨けばいいんだ。 「ちゃ、ちゃんときれいになるまでよ、阪中さん達に代わって引き受けたんだからしっかり綺麗にしないと駄目なのよ」 「やっと終わったな…というか今何時だ?」 「キョ、キョン。すっかり暗くなっちゃたわね…、あ、あたしを家まで送ってきなさい。団長命令よ!」 *おまけのおまけ 「…そういえばこないだハルヒのお母さんが俺の事見てさ、お前の部屋に飾ってる写真よりずっとカッコいいとかいってたろ」 「……そ、そうだったかしら……覚えてないわ」 「どうせみんなと一緒の写真で俺のとなりがイケメンの古泉だったんだろ。でなきゃそんなこといわないよな」 「そう、たしかそうよ、……そんな写真だったわ」 「ふーん、じゃぁ今日行ったら見せてくれよその写真、こないだお前の部屋にいったけど写真なんて飾ってなかったよな」 「!」
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二人乗り失敗の巻 キョン「うわあああああああああ」 佐々木「うわあああああああああ」 キョン「転んだああああああああ!!!!!」 佐々木「僕も転んだああああああ!!!!!」 キョン「痛ぇ!!!!!!!!!!!」 佐々木「マジ痛ぇ!!!!!!!!!」 キョン「うがあああああああああああ!!!!!!!」 佐々木「うべぇぁあああぁ!!!!!!!!」 キョン「膝が擦りむいた!!!!!!!!!」 佐々木「安全運転を心掛けろよザコ死ね!!!!!!!!!!!」 キョン「ごめん佐々木マジごめん!!!!!!!!!!!!」 佐々木「マジ痛ぇwwwwwwwwwやべっなんか笑えてきたわwwwwwwwwwwwwww」 キョン佐々木「「うべぇぇぇっwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」
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【作品名】スーパー特撮大戦2001 【ジャンル】スパロボ風のシミュレーションゲーム 【名前】キタクラ=マヤwithAH-1S戦闘ヘリ 【属性】戦闘ヘリ、Lユニット。搭乗者は成人女性。 【大きさ】戦闘ヘリ並み 【攻撃力】 ミサイル:共通設定並みの防御力の相手に圧縮重力子弾9999発分以上のダメージを与える。 射程5km。自分と同等の相手に当たる弾速。 30mm機関砲:ミサイルよりは劣るが圧縮重力子弾やヴォルテックスクライよりはるかに威力がある機銃。 射程4km。自分と同等の相手に当たる弾速。 戦車以下の大きさの相手にはこの機銃しか当たらない。 【防御力】銀河の1/10ほどの大きさの爆発を起こす圧縮重力子弾以上の威力のヴォルテックスクライや 8000度の高熱火炎を大きく上回るグラビティ・ナパームに数千発耐える。 【素早さ】1km先からの光による攻撃を発射後に回避できるキャラ以上。(マッハ880反応) 30秒で8km飛べる。 【長所】現実にあるヘリのくせして異常な戦闘力 【短所】ゲームの中では弱い部類。ヘリコプターなので宇宙に出ることはできない 【戦法】相手がでかいならミサイル、小さいならバルカン。 【備考】ゲーム中に登場した大きさが判明しているもの(図鑑に記載されてるもの)の中で一番大きいユニットが 敵戦艦のナガー(全長1km超)なので、1マスのサイズを1kmとしている。 このゲームのユニットはLサイズユニットとSサイズユニットに分かれている。 戦車以下のサイズがSユニット、それより上がLユニットとして扱われ、Lユニットは攻撃力、防御力ともにSサイズよりはるかに上。 圧縮重力子弾:次元歪曲フィールド(ワープ装置みたいなもの)で相手を遥か彼方の銀河核恒星系まで吹き飛ばし そこで銀河の1/10ほどの大きさの爆発に巻き込むラスボスの必殺技。 ラスボスは大抵の場合気力が上がる前に瞬殺されるため、こんな技を持っていることはあまり知られていない。 参戦vol.5 686 vol.6 71 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2012/03/22(木) 21 20 57.53 ID PUWW6n6P キタクラ=マヤwithAH-1S戦闘ヘリ考察 銀河の1/10破壊級攻防。 反応が1mからのマッハ880で、エヴァがマッハ500反応なのでその上から ×:鳳翔凛 凍結負け ○:遠坂凛 移動は達人並みなのでミサイル撃ちまくれば勝てるか ○:黒セイバー エクスカリバー発射前にミサイル撃ちまくって勝ち ○○:神裂火織>ミーシャ 耐えてミサイル撃ちまくって勝ち ×:美里葵 呪殺負け ×:テッカマンイーベル リアクターボルテッカー負け ×:ミルドレッド・アヴァロン 落雷負けか ×:間桐桜 消滅負け ×:虚空院幽鬼 冬の木枯らし負け この辺が限度か 美里葵>キタクラ=マヤwithAH-1S戦闘ヘリ>神裂火織
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「―――あ」 まるで自販機の紙幣投入口に吸い込まれていくお金のように、切符は券売機の隙間へスルリと潜り込んだ。 周りに人が多く、さすがにしゃがみ込んで取るのも人目が気になる。 (…仕方ないよね) お金が勿体無いけど、私はそのまま改札口へと向かった。切符が無くても、手持ちのお金で外に出るしかない。 けど、私は失念していた。その日どれだけ自分が散財したのかを。つまり、財布の中はほとんど空だった。 それこそ、駅から出るためのお金が払えないほどに。 「ど、どうしよう…」 嫌な汗が額をすっ、と流れた。買ってよかったと思っていた袋に入っている物が、途端に恨めしく感じる。 私は仕方なく券売機がある場所に戻り、人が少なくなるのを待った。 人目がほとんど無くなった時、素早く迅速に冷静に正確に確実に切符を取り出そう。 待つこと約一時間、時間はそれなりに遅い時間になっていて、人もまばらになってきた。 そして、そのときがきた。周りには誰もいない…! 私は素早く屈み、迅速に手を伸ばし、冷静且つ正確に位置を確認し、確実に切符を――「もしかして佐々木か?」 ああ、なぜ君はこんなタイミングで僕の前に姿を現すのか。 そのあと、私はキョンに何を言っていたか憶えていなかった。口から思いつくままに話し続け、だけどキョンの呆けた表情だけは 憶えている。結果だけまとめると、キョンにお金を借りてその場は事なきを経た。 駅の外を出ると、私が駅の中で機会を窺っている間に日が暮れすっかり暗くなっていた。 その日、私達は久々の二人乗りをした。 …少し、得したのかもしれないね。彼の腰にしっかりと手を回し、私は頬の熱を風で冷ましていた。
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ユニット名:“戦闘ヘリ” ユニットタイプ:準実在リアル ランク:E 総獲得補給点:000 現保有補給点:000 基本性能 【H P】030 【現在HP】030 【E N】06 【現在EN】06 【パ ワ ー】01 【装 甲】02 【運 動 性】06 【イニシアティブ】 【装備スロット】20 【残りスロット】2 特殊機能 <チャフ(x2)>/スロット06/『チャフ回避』が可能になる。取得数だけ1戦闘に[弾]属性攻撃を無効化する 武装名称 |分類|射程|命中|威力|属性|EN| 弾数|損傷率による制限 |スロ|追加効果 ミサイルランチャー(x2) |射撃| 中 | 12 | 08 | 銃 |00|08/08|00%→要HP999以下|08|---- 20mm機関砲 |射撃| P | 13 | 04 | 銃 |00|10/10|00%→要HP999以下|04|撃ち落し/コンボ マシンガン相当 ---- |----| -- | 00 | 00 | -- |00|00/00|00%→要HP999以下|00|---- 防御能力 通常回避:回避力2D6+00 分身回避:回避力3D6+00 切り払い:回避力2D6+00 撃ち落し:回避力2D6+00 通常防御:防御力00 バリア防御:防御力00 無防備 :防御力00 メモ: 運動性+1 ギルガメス・バララント両軍を始め、大都市の治安警察なども使用している戦闘ヘリ 外観に各勢力の特色が出るものの、性能はほぼ変わらない -----
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(おおむかしのふたりのりぞうせんしゃ)【ancient psychic tandem war elephant】 古代に活躍したといわれている象の戦車。二体の象の上半身同士がくっついたような形。 ※注意※作品内容に関するネタバレ記述あり 鼻や象牙が武器になっていて、4本の足のスラスターで飛ぶことができる。乗りこなそうとする者に対し、脳に直接話しかけ自分の指揮官に相応しいかどうかを試し、認めた者の願いを一つ叶える。 巨大迷路踏破に成功したフィンが迷路の主からもらった願い星を使って入手。フィンたちや象戦車の願いで復活したジェイク・ホットドッグ・ナイトを乗せて迷路から強制脱出した。(#24-B) タグ:キャラクター・旧文明の遺物